フルーツってカラダに良さそうで、フルーツを食べてる人ってなんか健康的っ…てイメージがありますが実際そうなんです。フルーツは手軽に摂れる上に栄養価も高く、毎日積極的に摂りたい食事です。
ただ、フルーツは食べるタイミングを間違えるとその効果を得られないばかりかマイナスに働いてしまうことがあります。今回はそんなフルーツの効果と正しい摂り方についてお話ししていきます。
目次
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フルーツの栄養素
フルーツにはビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカル、糖質といった栄養素を含んでいます。糖質はエネルギー源、ビタミンはエネルギーを効率良く使える代謝に、ミネラルはカラダの構成成分とカスムーズに動かす役割があります。
食物繊維は血糖値の急上昇をおさえお通じをスムーズにします。ちょっと聞き慣れないですがフィトケミカルは強い抗酸化作用を持ち、体内で発生した活性酸素を取り除いて抗疲労に役立ちます。つまりカラダの解毒、浄化に役に立つんですね。
加えてフルーツはあらゆる食品の中で最も多くの水分を含みます。もうフルーツだけ食べていればいいんじゃね…ってくらいに栄養価が高いです。
フルーツの効果
そんな栄養価が豊富でエネルギー源、代謝、免疫、抗疲労など様々な効果が高いフルーツなのですが通常栄養価が高い食事が消化にエネルギーを使うというデメリットがあります。
しかしフルーツは食後20分~30分で胃の中を通過するので消化のためにほとんどエネルギーを必要としません。びっくりするくらいに有能な食品ですよね。
フルーツの正しい摂り方とは
フルーツを食べる時の注意点
フルーツは栄養価が高いうえに消化に負担がかからないスーパーフードなのですが、食べるタイミングを誤るとフルーツの良さを引き出せない上に、他の食事のメリットも台無しにしてしまうことがあります。
フルーツは単体で食べると上述のように20分~30分で胃の中を通過してスムーズに栄養素が利用されるのですが、他の食事と一緒に食べたり食後に食べたりすると胃の中で炭水化物、タンパク質と一緒になり、胃の中での滞留時間が長くなってしまいます。
こうなるとフルーツ本来の消化のプロセスが妨げられ問題が生じることになります。色々な食べ物と混じり合って胃の中に長く留まることで発酵が進み、腐り始めてしまいます。せっかくのフルーツの効果がカラダにマイナスの働きをするようになってしまいます。
摂り過ぎると…
フルーツに含まれる果糖は糖質のなかでも中性脂肪になりやすい性質があります。果糖はブドウ糖なんかと違ってほぼ肝臓で代謝されるので血糖値をあげないという利点はあるのですが、しかし摂り過ぎた場合には中性脂肪を増やし、肝臓の負担になってしまうことがあります。
肝臓に直行して直接代謝される…というのはアルコールの代謝システムに近いので脂肪肝の原因にもなります。ですがあくまで摂り過ぎた場合にはということなので摂り過ぎなければ問題はありません。
大事なのは食べる順番
フルーツはごく短時間で胃の中を通過してスムーズに栄養素が利用されます。フルーツは
- 胃の中が空っぽの時に食べる
- 他の食べ物とは一緒に食べない
という摂り方をしてあげると正しくその恩恵が受けられます。つまりフルーツは食事の30分~40分前に摂るのがベストなタイミングです。
まとめ
栄耀効果が高く消化もスムーズでスーパーフードなフルーツですが、食べるタイミングを間違えるとその効果を得られないことがあります。フルーツを食べる時はあくまで胃の中が空っぽの時に単独で食べるようにしましょう。
おすすめなのは朝食時です。午前中はカラダが消化と排泄を優先したい時間帯なので消化に負担がかからないフルーツは打ってつけの食材になります。
他の食事と一緒や食後のフルーツはもちろん美味しいのですが栄養効果は残念ながら望めません。あくまで嗜好品として楽しんで、日常的にはフルーツは単品で摂ることを心掛けましょう。
何かの参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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