体が柔らかいことのメリットとデメリット。柔らかくする方法とは?

ヨガをする女性

【カラダが柔らかい】という事をイメージすると開脚でカラダがベターと床についたり前屈で手が床にぴったりついたりするイメージでしょうか?そういう状態を目指してジムやヨガや教室に通ったり、お風呂あがりに頑張って柔軟をするストイックな方もいると思います。

実際にカラダが柔らかくなったとして、どんなメリットがあるのでしょうか?また、カラダが柔らかくなることでのデメリットというのも存在するのでしょうか?今回はカラダを柔らかくすることのメリットデメリット、また柔らかくする方法についてお話ししていこうと思います。

体が柔らかいことのメリット

前回のブログでもお伝えしましたが、カラダが柔らかいとは「関節の可動域が広い」「筋肉や腱の柔軟性が高い」という状態のことをさしています。体が柔らかいといろいろと良いことがありそうなイメージがあると思いますが、実際にメリットはいろいろとあります。具体的には

  • 血行がよくなる
  • 疲れにくくなる
  • 怪我をしにくくなる
  • 代謝が上がり消費カロリーがあがる

カラダが柔らかい状態は筋肉の伸び縮みがしやすいため筋肉の中の血管を流れる血液の流れもよくなり、疲労物質や老廃物の滞留を防ぐことができます。新鮮な血液が流れることで筋肉のコリの連結も解除されますので疲れにくいカラダにになります。

筋肉や腱が柔らかく関節の可動域が広いと急激な動作や予想外の動きにも対応できるため、怪我をしにくくなります。また筋肉が大きく伸び縮みし疲労を残さないことは代謝を大きく向上させますのでダイエットにも非常に有利です。

ストレッチをするロシア人女性

もう良いことだらけですね。

体が柔らかいことによるデメリット

これだけ良いことだらけのカラダの柔らかいことにデメリットなんてあるの?と思われるでしょうが、カラダが柔らかいことにも意外な落とし穴があるんです。

  • 怪我をしやすくなる
  • 肩こり、腰痛になりやすくなる

いや、さっきカラダが柔らかいと怪我をしにくいって言ったじゃん…と思われるでしょうがそれはあくまで「日常生活において」でありまして、激しい動きを伴うスポーツにおいては関節の可動域が広いことで筋肉や腱が過剰に伸ばされて骨折や靭帯の損傷などの怪我を負ってしまうケースもあります。関節の可動域が広いことが裏目に出てしまうんですね。

また筋肉や腱が柔軟過ぎても肩こりや腰痛を引き起こしやすいという落とし穴があります。筋肉の柔軟性がありすぎても筋バランスを損ないますしカラダを固定維持しにくくなり筋肉に負担がかかることで肩こりや腰痛になってしまうケースがあります。せっかく柔らかいカラダなのに切ないですね…。

筋肉や腱は緩み過ぎずに程よい緊張がある状態が1番パフォーマンスを発揮しやすい状態であるといえます。バイオリンなどの弦楽器も弦が緩み過ぎても張り過ぎていてもいい音色がでませんよね?カラダにもこれと全く同じことがいえまして、ユルユルの状態ではメリットよりもデメリットのほうが多くなってしまいます。

体を柔らかくする方法

緩み過ぎてもよくないカラダではありますが、とは言ってもガチガチに固まっているより柔らかい状態の方がカラダにとって良いことは確かです。ではカラダどうやったらカラダが柔らかくなるのかといいますと、定期的なストレッチで筋肉や腱の柔らかい状態をインプットしてあげて形状記憶機能を柔らかい状態で留めておくことが大事です。またそれと同じくらいにリラックスすることも凄く大事です。

人間のカラダと脳は昔狩猟生活をしていたころの本能により、狩りをしている時や他の動物に襲われたりした時には筋肉を硬く緊張させカラダを守り、食事や睡眠をしている時はカラダを緩ませリラックスさせるという習性があります。痛みを伴うようなストレッチはいかにも効きそうな感じがしますが、じつはカラダの防衛反応を起動させてしまい、ただ痛いだけ…なんて残念な結果になってしまいます。

睨んでいるライオン

こんな時は思わず緊張してしまいますよね

リラックスしてストレッチをするために

  • 楽しいことを考える
  • 深呼吸をする
  • 急激に伸ばさずにゆっくりじんわりと伸ばす

ということが大事になります。脳を上手にごまかす…というと少し言葉が悪いですが(笑)脳の防衛反応を作動させないように楽しいことを考え、深呼吸をしてリラックスをして、ゆっくりじんわりと伸ばしてあげましょう。可能でしたら少し揺らしてあげながら伸ばしてあげるとより効果がでやすいです。こんな感じで伸ばしてあげていると気が付いたらカラダが前より柔らかくなっていた…なんて素敵なことが起きているはずです。

まとめ

カラダが柔らかいことには血流の促進や代謝の向上などいろいろなメリットがありますが、緩み過ぎた筋肉や広すぎる関節の可動域は筋バランスを崩したりスポーツの際に過剰に伸びた筋肉の損傷をまねくこともあります。

日常生活においてもスポーツシーンにおいても大事なのは筋バランスですので、心地よい音を奏でている時の弦楽器のような張り過ぎず緩み過ぎてもいない、ちょうど良いチューニングバランスをとれると日常生活のクオリティがググッとあがります。

バイオリンを弾く女性

張りすぎず緩みすぎずな状態が良い音色を奏でます

また、カラダを柔らかくするためには脳の防衛反応を起動させないようにリラックスをした状態で行うと効果が出やすいです。深呼吸をしながら楽しくのんびりとやってあげましょう。

何かの参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!

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