「体操やストレッチが前よりもキツい…」「年々カラダが硬くなっている気がする…」これって年のせい?運動不足?このまま放っておくとどうなるの?カラダが硬いことで不安や不快感を感じる方も多いのではないでしょうか?
今回はカラダが硬くなる原因や硬くなることによる日常生活におけるデメリットなどを書いてみました。
目次
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体が硬いとは?
そもそもでカラダが硬い状態とはですが、「関節の可動域がせまい」「筋肉や腱の柔軟性がひくい」という状態のことをさします。関節の可動域が狭いとカラダを思ったように動かせませんし、筋肉や腱の柔軟性が低いとカラダの伸び縮みがしにくくなってしまいます。
つまり関節の可動域がせまくて周辺の筋肉や腱の思ったように曲げ伸ばしができない動かしにくい状態のことをカラダが硬い状態と言えます。
体が硬くなる原因
産まれつきカラダが硬いんですよ…そんな事を言う方もいますが、どんな人でも赤ちゃんの時からカラダが硬い人なんていません。産まれてしばらくの間はみんな柔軟性があったんです。(先天的な骨格の問題や代謝の異常症などの例外はあります)
カラダが硬くなる原因はほぼほぼ後天的なもので決定します。
- 同じ姿勢でいることが多い
- 運動不足
- 運動のやりすぎで同じ筋肉ばかりに負担がかかる
- 怪我や病気の影響
代表的なものだとこんなところがあげられます。運動不足による筋肉の萎縮、同じ姿勢や運動で特定の部位を使い続けることによる筋肉の緊張、また怪我などで靭帯や関節包を損傷したことによる後遺症による周辺組織の癒着や瘢痕などの影響によって関節の可動域がせまくなったり、筋肉や腱の柔軟性が下がってしまいます。
体が硬いことによるデメリット
カラダが硬くたって死ぬ訳じゃないし、そこまで日常生活に支障はないんじゃあ…と考える方もいると思いますが、日常生活のクオリティにはかなり影響があります。まとめてあげますと
- 血行が悪くなる
- 肩こり、腰痛になりやすくなる
- 怪我をしやすくなる
- 代謝が下がりダイエットに不利になる
カラダが硬く筋肉の伸び縮みが少ない状態は血行が悪くなり、肩こりや腰痛の原因である血中の老廃物の蓄積や筋筋膜のほつれが起きやすくなってしまいます。また関節の可動域がせまい状態は筋肉や腱の負担を大きくするので、急激な動作や可動域を越えた動作をした時に関節をつないでいる靭帯や筋肉の怪我をしやすくなります。
そしてあまり意識されていないのが代謝が低下してダイエットしにくくなることです。可動域がせまく伸び縮みが少ない状態での動きは消費カロリーが抑えられえしまい、有酸素運動やトレーニングを頑張った割には消費カロリーが稼げずに疲労だけがたまってしまうという切ない結果になってしまいます。
反対にカラダが柔らかく筋肉の伸び縮みが大きい状態でしたら、ちょっとしたウォーキングや軽いトレーニングでも消費カロリーが稼げて脂肪燃焼が期待できます。
カラダの硬さは生活全般のコスパを悪くしてしまうことに繋がっていると言えますね。
まとめ
カラダが硬くなる事の悪循環をあげますと
- カラダが硬い
- 関節の可動域がせまく筋肉の曲げ伸ばしが思うようにできない
- 収縮した筋肉を解除してくれる新鮮な血液が流れない
- ますます筋繊維がきつく連結して硬くなる
このようにカラダの硬さがさらなるカラダの硬さを招いてしまう悪循環が起きてしまい、さらに怪我をする可能性もあがりますし、代謝が下がりダイエットにも不利になると悪い事づくめになってしまいます。
たかがカラダの硬さとあなどる事なく、同じ姿勢や作業をなるべく続けずこまめにストレッチでお疲れをリセットしてあげましょう。カラダの硬さからくる悪循環を断ち切ることは生活のクオリティをグッとあげることに繋がります!
何かの参考になりましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!
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